玉響(愛知県刈谷市)

甘露醤油麺(650円) ★★★ 2007-199
晴レル屋から玉響へと向かう道中、いよいよ滝のような大雨になり、命辛々辿り着く。玉響に来たのはいつ以来だろうか。(刈谷は2年ぶり?) さすがに15時頃だとお客は数える程。あれ、厨房にはご主人の姿が! てっきり高浜に行ったきりだと思っていた。お品書きを眺めて、これまで食べたことのない甘露醤油麺を注文。時間もかからずにできあがる。洛二神でも見たような歪な器である。その名のとおり、ほんのりと醤油の甘さが漂うスープで、薫る魚出汁の風味と相俟って玉響らしい上品な仕立てになっている。油も至って控え目なので飲み易い。スープ表面を霰がゆらゆらと揺れる。中細の麺は透き通るような肌で、程好く縮れている。ツルツルとした食感が印象的でスープとよくマッチしているが、微妙に歯にネチっとくっつく様な感がある。極太のメンマは上品な噛み応えと香りを兼ね備え、噛む度にじっくりと味わってしまう。チャーシューも脂身が多い部位であったがしつこさは無く、肉の旨味が存分に引き出されていた。あっという間に食べ尽くす。竹燻製麺と比べると些か地味なような気もするが、それでも存分に玉響テイストを味わえる1杯であった。
住所:愛知県刈谷市中手町6-705 電話:0566-28-9369
北京本店(愛知県安城市)

新台湾麺(550円) ★★★ 2007-104
青春18きっぷが今日まで使えるので、仕事を終えてからちょいと安城の北京本店まで。20時過ぎなら仕事帰りのサラリーマンで混んでいるかと思いきや、先客は数えるほど。あら、拍子抜け。カウンターの丸椅子に座れば、キィキィとクラシカルな音が響く。厨房のイケメン店主に裏メヌーの海鮮汁そばをお願いしたら、「ないよ」と一蹴される。なので、手堅く新台湾麺を注文。いつもタカノツメを大量に入れられて劇物(通称【G】)と化しているので、今日はデフォルトの辛さでお願いする。然程待たずに新台湾麺、完成。小振りな器にぎっしりと具材が詰まっている。濁ったスープを飲めば、おお、鶏の旨味がよく出ているじゃないですか。いつもの【G】だと辛くて痛いので気づかなかったが、秘かにスープが美味い。ここにタカノツメの刺激的な辛さやニンニクの野太い味が加わり、非常にコクとキレがあるものとなる。ストレートの丸麺は存外モチリとした食感で、噛み応え良し。ズルズルと口の中へ吸い込まれていく。大量のミンチは硬すぎず柔らかすぎず、良い味をスープにもたらしている。ニラは良い意味で青臭く、多量に浮かぶニンニクも箸で崩せるほどに軟らかい。タカノツメまで含めて、最後まで食べきる。ほろ酔い状態(ここに来るまでにビール500ml飲んできた)で食べると、どの味も濃く刺激的に感じ、驚く程に美味かった。この組み合わせ、最強かも。
住所:愛知県安城市箕輪町新芳畔96-1 電話:0566-75-0230
北京本店(愛知県安城市)

新台湾麺 【G】容赦なし(550円) ★★ 2006-078
3月7日(火)4杯目。玉響からの帰りの道中、三河安城駅近くの北京本店に立ち寄る。店内は家族連れやサラリーマンで賑わっている。カウンター席に座ると、そこは若い店主の鍋捌きを真ん前で見られるベストポジション。クラシカルな丸椅子がキィキィと味わいのある音を鳴らす。今日はここで打ち止めの予定なので、何が出てきたって構わない。昨年末に食べた新台湾麺をはるかに辛くした、その名も【G】を容赦無しヴァージョンで注文する。待つことしばし。ご主人兄弟(?)の見事な連携プレイで新台湾麺が完成。運ばれてくるなり、その赤さに驚き、そして笑う。前回よりも確かに赤い。タカノツメが表面を埋め尽くしている。涙ながらに「きついよ」とご主人が言う。恐る恐るスープを一口飲めば、口・鼻・耳・目から蒸気が噴き出しそうなくらいに辛い。辛いといったもんじゃない。これは劇物だ。スープを飲むたびに咽せかえる。鶏ベースのスープの旨さも、この辛さの前では霞んでしまう。それでもレンゲを動かす。中細のストレート麺が辛さの箸休めになる。ミンチもすっかり辛さに染まっているが、これはこれで美味い。この辛さではやわやわのニンニクでも甘く感じる。辛うじて食べ切ると、器の中には50本近いタカノツメが残されていた。さすがにこれを食べるのは無理。箸を置くと、汗と涙と鼻水が流れ落ちていた・・・ き、きつかった・・・
住所:愛知県安城市箕輪町新芳畔96-1 電話:0566-75-0230






