高安(京都市左京区)

中華そば(600円) ★★ 2007-063
「京都で国宝の襖絵を見るついでにちょっとだけラーメン」第5弾。紫竹から一乗寺へ。さすがは夜の一乗寺、各店に灯りが点って壮観である。車を停めて界隈をぶらっと見て回れば、「夢を語れ」の前で開店待ちをしている2名の上級ラヲタの方を発見。初級ラヲタの我々3人には語れる夢もないので、高安へと向かう。店舗が移転してからは初めての訪店である。開店前から10人近い待ち客がいる。中に入って驚いた! 前の店舗とは似ても似つかぬお洒落でスタイリッシュで斬新な店の作りになっている。店員さんはインカムまで使っているし。あの雑然感はどこに行った。店の作りに圧倒されつつ、中華そばを注文。しばらくして、小振りな器が3つ運ばれてきた。乳白色のスープは、豚・鶏の旨味を程好く引き出した丁寧な作り。脂感がなく思いの外さらりとしていて、昔はもっとドロリとしていたような気がする。麺は中細ストレートで切り口が丸いもの。ソフトな、いや、緩めな茹で加減で、このゆるゆる感が京都らしい。ズルズルと食い上げる。ザックリ切られたネギは濃い目の味。大判のチャーシューは、脂は程々にさっぱりとした出来。劇的な美味さがあるわけではないが、心が和む1杯。ニューウェーブ系もいいが、こういう京都クラシック系も大事にしたいところ。というわけで、今日はこれで打ち止め。
住所:京都市左京区一乗寺高槻町10 電話:075-721-4878
ホームページ:http://hoshina1.hp.infoseek.co.jp/
福三(京都市北区)

福三濃厚鶏そば(700円) ★★ 2007-062
「京都で国宝の襖絵を見るついでにちょっとだけラーメン」第4弾。大徳寺聚光院で国宝の襖絵に涙した後、夕方5時前に福三へ。さすがに洛北は風が冷たい。でも、この冷たさが懐かしい。開店と同時に中に入る。お目当ては、以前から食べてみたかった濃厚鶏そば。連食中にコッテリものは危険だが、トリトリ星人としてはこれははずせない。1日限定20食とのことで心配したが、無事3人分のオーダーが通った。待つことしばし。白く背の高い器が3つ運ばれてくる。黄土色のスープはドロドロして、見るからに濃厚そう。期待に鼻、いや、胸膨らませてスープを口にする。おお、濃厚。 ・・・ なるほど、鶏の風味がよく出ているが、雫や一誠(閉店)のような洗練されたものではない。旨味も雑味(エグ味)も同居して、ワイルドというか粗野な感じがする。タレを使っても、これだけ鶏だらけだと隠しようがない。中細のストレート麺を引っ張りあげると、スープをよくまとわりつかせる。啜ろうと顔を近づければ、妙に鼻をつくツーンとした臭いがする。弾力や喉越しはいいだけに、なんかもったいない。スープに黒く浮かぶはキクラゲ。ただし、珍しくピリ辛の味付けになっている。メンマは平たいもの。削り節(?)がまぶされていて、これが結構スープと合う。チャーシューは割合とさっぱりした味付け。今回の5軒の中で一番期待していただけに、結構残念・・・
住所:京都市北区紫竹栗栖町15朝倉ビル1F 電話:075-493-3088
ホームページ:http://www.ramen-fukusan.com/
高倉二条(京都市中京区)

つけめん(780円) ★★ 2007-061
「京都で国宝の襖絵を見るついでにちょっとだけラーメン」第3弾。これまた19日ぶりに高倉二条へ。二条通を慎重に進んでいけば、右前方にお店を発見。そして、その前には10人を超える行列ができていた。コインパーキングを探して付近を一回りして、男3人が行列に加わる。徐々に徐々に列が進み、30分弱でようやく3席空いた。前回はらーめんだったので、つけ麺を食べよう。(小)は頼まない主義なので、腹はきついがデフォの量(2玉)で注文。厨房が手狭だと、水切りも大変である。四つ角が大きくそりあがった独特な器(清水焼?)に麺が盛られる。白の器と褐色の麺が良いコントラストを見せている。食物繊維やミネラルがたっぷりと謳う全粒粉の麺は、もはやラーメンの領域を超えている。早速これを啜れば、らーめんでは感じ切れなかった麺の旨味・雑味を感じる。特に後者の方を。口の中に入るにつけ、しょっぱさにも似た雑な味が舌の上に残る。全粒粉であるあまりに、ボソボソとした感じで歯応えが犠牲にもなっている。香りの豊かさ、温和な美味さはあるが、手放しで美味いとは思えない麺である。つけタレはやはり豚骨&節系のダブルテイスト。双方しっかりと風味が出て、よくまとまってはいるが、前回と比べれば節系のエグさがかすかに残る。麺との味の相乗も思った程ではなく、バランスに疑問を感じた。つけタレの中にカットされたチャーシューが。脂身がやや多めだったが、おかげで噛む程に肉気が湧き出す感じ。なんだかんだで食べ切って、最後はつけタレを割ってもらう。さすがに昼はこれで打ち止め。前回のらーめんが美味かっただけにつけ麺も期待したが、正直肩透かしで・・・
住所:京都市中京区高倉二条東南入ル 電話:075-255-9575
しゃかりき(京都市中京区)

らーめん(650円) ★★★ 2007-060
「京都で国宝の襖絵を見るついでにちょっとだけラーメン」第2弾。昔下宿していた西院界隈を通り抜け、19日ぶりにしゃかりきへ。近くのコインパーキングが運良く1台だけ空いていた。ここで上級ラヲタの方が北方へと旅立っていった。正午過ぎに3人で暖簾をくぐれば、これまた運良く奥のテーブル席が空いていた。敬愛するアレク師匠が近頃油そば(裏メニュー)を食べていたので、これの有無を店員さんに確かめてみれば、「ありません」とのつれない返事。嗚呼、やはりアレク師匠は特別な方なんだ。つけ麺にも惹かれたが、先のことを考えてデフォルトのらーめんを注文。そういえば、これはまだ食べてなかったっけか。少し待って、店員さんが注文の品を運んできた。器が机に置かれた途端、我が目を疑った。あ・き・ら・か・にスープが濃厚である。前回の豚骨煮干し中華そばのイメージが強く残っていたので油断していた。恐る恐るスープを口にすれば、見事なまでに濃厚なトンコツ&煮干のダブルパンチである。豚骨はしっかりと乳化して、雑味や臭みもなく素直に美味いと思えるが、連食中の身には堪える濃さ。デフォでこれとは恐るべし・・・ 麺は中細のほぼストレートなもので、このスープの中でもしっかりと風味が感じられる。きんせいコラボの麺よりかは歯応えは劣るが、スープとしっかりと馴染んでいる。たっぷり盛られたネギは濃い目の味で理想的な薬味。メンマは1本、いや、1枚きりだが、肉厚で歯応えが良い。チャーシューも噛み応えのある厚さで、柔らかくてしっかりと味がのっている。最後はさすがにスープは残したが、連食でなければ飲み切ったと思われる。今日の5杯の中で一番インパクトが強かった。これで650円とは、しゃかりきクオリティ、素晴らしきかな。
住所:京都市中京区聚楽廻東町3-9 電話:075-813-5198
ホームページ:http://www.syakariki.jp/top.html
らー麺創房ぱこぱこ日本一(京都市右京区)

入魂醤油らー麺(700円) ★★★ 2007-059
「京都で国宝の襖絵を見るついでにちょっとだけラーメン」第1弾。今日は著名な愛知ラヲタお三方と一緒に京都へ。9時寸前に高速道路に乗ってETCの通勤割引を狙うも、100km手前のインターで降りることを皆失念していた・・・_| ̄|○ 予定通り11時過ぎ、ぱこぱこの駐車場に到着。店の表でウロウロしていたら、ご主人が「寒いでしょ」と、開店前でも店の中に入れてくれた。感謝。開店前の中の様子というのもなかなか見る機会は少ない。鍋から揚げられたばかりのチャーシューの塊がこの上なく美味そう。何故だか醤油ダレまで味見させてもらった。さてさて、極上塩か入魂醤油か迷うが、今回は後者を注文。器の青衣文にスープの淡い醤油色が映える。スープは魚介系の風味が上品に行き渡り、動物系はやや控えめ。これに醤油ダレの旨味が溶け込み、心をホッとさせてくれる美味さがある。敬愛するアレク師匠からの情報によると、麺がミネヤから棣鄂に変わったとのこと。中細のやや縮れたもので、ズルズルと口に吸い込まれていく。ソフトな口当たり、というか、幾分ハリがないように感じる。上に盛られた菜物(サラダ用ホウレン草?)はシャキシャキとした食感と、程よい青臭さを持っている。細めのメンマはシンプルな味付け。3枚入ったチャーシューは厚切りではないが、それでも噛む度に肉の旨味が感じられる秀逸な仕上がり。柔らかくて大判なので、食いちぎるようにして食べる。連食トップにもかかわらず、躊躇わずに完食。いやー、ぱこぱこはやっぱり気持ちいい、いや、美味い〜
住所:京都市右京区西院六反田町31-6 電話:075-313-8585


