高倉二条(京都市中京区)

らーめん(680円) ★★★ 2007-043
「某有名店店主×2と行く京都小遠征」第1弾。9時に名古屋を発ち、名神高速を行くこと1時間半、我が故郷京都に到着。街中の細い道を、“寺御幸麩屋富柳堺高間〜♪”と口ずさみながら、10時50分、高倉二条に到着。完璧! 外見は土壁に格子戸&丸窓と、至って和風かつ古風である。11時をまわって、暖簾がかかる。中はカウンターで9席のみで、まるで小料理屋のよう。卓上のアイテムも小粋である。券売機でらーめんを注文。お、券売機横にはご丁寧に紙エプロンまで備えてある。若いスタッフ(店主さんではないよう?)が慌てず騒がず作業を進めていく。厨房が広くないので、湯が飛ばないように細かく湯切りする姿が印象的。一挙に4杯作ったので、盛り付けにやや時間がかかる。口径の狭い小振りな白い器の中に、コンパクトにまとめられた1品。茶褐色のスープを飲んでみれば、初っ端から節系の旨味がグイグイと攻めてくる。入れ替わるように濃厚な豚骨の旨味が押し寄せてくる。双方個性的な味にもかかわらず巧くマッチしているところが素晴らしい。なるほど、渡なべ系テイストだ。さて、話に聞く全粒粉の麺。くすんだ肌合いに細かく見える粒は、まさに蕎麦を彷彿とさせる。ズズズとすすれば、柔らかな口当たりで、この食べ応えはもやはラーメンのものではない。スープに比べて風味は圧されがちだが、それでも温和な美味さが感じられる。メンマは甘めに仕上げられたもの。渡なべの様にチョコ板みたいな幅・厚さを期待していたが、ちょっと残念。バラ肉のチャーシューは脂がトロトロで、口の中で肉気がじわりと染み出る逸品。全体的な量には物足りなさもついてまわるが、独自の味をしっかりと形にした1杯と感じ入る。これは、つけめんも必食ですな。
住所:京都市中京区高倉二条東南入ル 電話:075-255-9575
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