慈庵(名古屋市千種区)

中華そば しょうゆ(630円) ★★★★ 2007-051
夜の仕事の前にふらっと池下に立ち寄ってみれば、煌々と提灯に明かりが燈っていた。おお、これは次いつ食べられるかわからないので寄っておこう。雨の日なら以前はちゃんと引けた戸も、いよいよ雨の日でもダメになってきた(苦笑) 両手で戸を抱きかかえるようにして開ける。前回は塩だったので、今回はしょうゆを注文。先客なしのベストタイミングだったので、ご主人の手が一度も滞ることなく作られる。今日もスープはちゃんと湯煎。やはり、しょうゆも以前は入っていたタマネギと海苔がなくなっている。ダシと醤油の香りに混じって、いつもより食欲をそそる香りがする。ご主人曰く、油をちょっと変えてみたとのこと。スープを口にすれば、魚ダシの風味が上品に滑らかに行き渡り、これを芳醇な醤油タレが引き立たせる。タマネギがない分、醤油の甘さがストレートに感じられる。前回の塩だとタマネギがないと物足りなく感じたが、しょうゆにはそれを感じない。これは美味い。麺はいつもの角麺。噛み応えのあるモチリとした食感で、安心して食べられる。具はチャーシュー、煮玉子、メンマの3種だけ。メンマは噛めばゴリゴリと脳天まで響くほどの噛み応え、煮玉子も味は濃すぎず薄すぎず。グリルで炙られたチャーシューは脂が染み渡った肉気たっぷりのもので、肉汁の宝庫と化していた。う、美味い。気がつけば、あっという間に完食。今日のは完璧と言える出来で、改めて慈庵クオリティの高さを思い知った。味は文句なしなので、あとは“臨時営業”の問題だけか。
住所:名古屋市千種区高見2-11-2
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