まにラーメン ver2 (作成中)

はたけの食べ歩きの記録です  ★★★★すごい美味かった!  ★★★美味かった  ★★普通かな  ★ごめんなさい

瓢太(愛媛県松山市)




 中華そば(600円) ★★ 2007-242

 松山遠征でちょっとだけラーメン第6弾。松山土産も買い終えて、あとはネットカフェのナイトパックの開始時間を待つだけ。でも、もう1杯食べられそうだったので、南堀端近くの瓢太へ向かってみる。灯りは点いていた。入り口上のテントを見やれば、「中華そば・おでん・串かつ・鳥足」とある。え、居酒屋? 恐る恐る中を覗けば、カウンター・座敷に飲み客がズラリ座っている。カウンターの端の席に無理矢理座らせてもらい、中華そばを注文。手狭な厨房で、ご主人が手際良く作る。思いの外早く出てきた。レンゲはなし。黄濁したスープには油がほとんど浮いていない。早速一口飲んでみたら、恐ろしい程に甘ーい! 今日一番に甘いスープである。砂糖や味醂的な甘さではなく、豚の肉や皮から出た甘さらしい。甘いと言ってもくどさはなく、非常に飲みやすい。一応最初からかかっていた胡椒がほんのり香る。麺は中細のストレートで、予想外にしっかりした歯応え。バラ肉のチャーシューは角煮の様に作られていて、これまた甘い(笑) 噛めば肉からジワジワと味が染み出てくる。本日6杯目もクリア。松山での食べ納めが地元ラーメンの代表とあって、我ながら良い選択だったかも。 

 住所:愛媛県松山市三番町6丁目1-10 電話:089-931-5133
 

闘牛(愛媛県松山市)




 鳥そば(600円) ★★ 2007-241

 松山遠征でちょっとだけラーメン第5弾。松山分校からすぐ近くにあるお店。20時寸前に店に入ると、その直後に暖簾がしまわれた。危なかった。机・椅子・壁等に木を使って、落ち着きのある中の作りである。一番デフォっぽい鳥そばを注文。出てきたのを見てビックリ! 鶏の唐揚げが丸々のっかっている! 見るからにヘヴィ(涙) スープはあっさりとした鶏ベースの醤油だが、結構油が浮いている。風味はやっぱり甘め。麺は中細の縮れたもので、自家製の玉子麺らしい。ソフトな食感で、ふんわりとした風味がある。具は鶏の唐揚げ・玉子・ネギにカイワレ。鶏の唐揚げは肉厚のモモ肉で、さっくりした衣に柔らかな肉で美味い。でも、4切もあるのはキツイ。それでも何とか食べ切れた。私にとっては「闘牛」と言うより「闘鶏」であった。

 住所:愛媛県松山市久万ノ台125-3 電話:089-926-3532
 

松山分校(愛媛県松山市)




 ラーメン(並)(550円) ★★★ 2007-240

 松山遠征でちょっとだけラーメン第4弾。久留米の大砲ラーメンの流れを組むお店とのこと。夜にお店の前に着けば、もわっと豚骨臭が漂ってくる。松山分校と名乗るだけあって、お店のデザインのコンセプトは小学校である。店の中には黒板・ピアノ・ランドセル等が飾られ、スタッフルームは職員室と書く程の徹底ぶり。こってり系の分校ラーメンが人気とのことだが、これを食べたら多分撃沈するであろうから、まろやか系のデフォのラーメンを注文する。程なくラーメンが登場。うっ、いきなり豚臭い。呼び戻しで作られたスープはドロドロに乳化し、大砲に劣らず臭い臭い臭い。飲めば独特のクセと深い味わいがある。麺は中細のストレートで、粉っぽさはなく、しっかりとハリがある。チャーシューは脂程々にさっぱりとした口当たり。スープを飲み干すと、器の底にはドロリと髄が溜まっていた。なるほど、これだけの味が出るわけだ。

 住所:愛媛県松山市中央2丁目38-6 電話:089-923-1992
 

周平(愛媛県松山市)




 周平らーめん(700円) ★★ 2007-239

 松山遠征でちょっとだけラーメン第3弾。事前にネットで見て気になっていた周平。大街道のアーケードから1本道を入った所にお店を発見。額には「麺鮮醤油房」と記されている。壁は波板、入り口はガラス木戸と外装からしてレトロ感漂う。中もまた然り。席はコの字カウンターで、オープンキッチンになっている。壁にかけられた口上には、「唎酒師・ソムリエの資格を持つご主人が醤油に惚れ込んで作ったらーめん」とある。それならそれを頂きましょう。厚さが1cmもあろうかという器に、周平らーめんが作られる。早速ご自慢のスープを味わおうとしたが、スープ表面の香味油(エビ?)の味が強すぎて、なかなかスープ自体を感じ辛い。あっさりとしたWスープで、なかなか上品な感じ。魚介系には瀬戸内産いりこ・熊本牛深産さば節・北海道真折昆布を、醤油はご主人が惚れたたつみ醤油を使っているらしい。うーん、それならいっそ香味油は別皿かなくても、と思う(笑) 麺は自家製の中細ストレート。製麺室は外から丸見えで、余程自信があるよう。中細ながらしっかりとした噛み応えで、穏やかな風味である、ただし、量がかなり多い(苦笑) 1玉180gとのことで、3杯目の腹には辛かった。具はチャーシュー・メンマ・煮玉子にネギ。メンマは甘く柔らかな仕上げ。チャーシューは内子産の無菌豚とのことで、直前に目の前で炙ってくれる。微妙に臭さはあるが、肉の味がしっかり詰まっている。苦しみながら、ここも完食。なかなか個性的なお店で楽しかった。

 住所:愛媛県松山市一番町2丁目4−11 電話:089−945-1025
 ホームページ:http://www.shuheiramen.com/
 

おか偉(愛媛県松山市)




 日向鶏のあっさりしょうゆらーめん(600円) ★★★ 2007-238

 松山遠征でちょっとだけラーメン第2弾。春光亭から街中に戻り、繁華街の中でお店を探す。看板の文字が達筆(於可偉と書いてあった)すぎて分かりづらかったが、入り口前にいた店員さん(暑いのに大変だ・・・)に確認してお店に入る。明かり控え目でシックな雰囲気。6月末にオープンして、某筋情報ではご主人は以前松山の鏡花を任されていた人らしい。お品書きの裏面には酒の種類も豊富。とんこつにも心惹かれたが、日向鶏のあっさりしょうゆらーめんを注文。出されたそばから甘い香りが漂う。早速スープを口にすれば、鶏ベースに醤油ダレのシンプルな組み合わせか。双方かもたらされる甘さが深い味を出していて、品名は「あっさり」とあるが、なかなかに風味は強い。麺は中細のストレートで、噛むとモチャっとするというか、口の中でドロっとする。苦手なタイプである。メンマには穂先メンマを使っていて、柔らかさと独特の甘さがある。対して水菜は程好い苦味があり、良いアクセントになっていた。チャーシューは直前に炙られていたので、非常に香ばしい。ここでもスープまで飲み干す。惜しむらくは、麺か。

 住所:愛媛県松山市二番町3-8-23 電話:089-913-1200
 

春光亭(愛媛県松山市)




 らーめん(600円) ★★★ 2007-237

 松山遠征でちょっとだけラーメン第1弾。石手寺から自転車で走ること30分、松山インターの近くにお店を発見する。赤と黒でデザインされた小奇麗な内装。麺メニューは潔くらーめんとちゃーしゅーめんだけ。和食の出身というご主人(話してみると、非常に低姿勢で好感)が丁寧に作る。スープの表面には結構な油の層。Wスープは渋味とまではいかない程度にしっかり魚介が効いて、醤油の風味もまろやか。無化調でも非常に奥深い味である。なんか、この味はどこかで食べたような・・・ やや平打ちの麺はもっちりとした噛み応えで、スープともよく馴染んだ風味である。平らなメンマはほんのりとゴマ油の味か。白髪ネギはピリ辛でシャキシャキ。3枚入ったチャーシューは、やや味が抜け気味かも。完食すれば後が辛いと分かっていても、これは完食しないわけにはいかない。後味も良かった! (後で教えてもらったのは、武蔵インスパイアとのこと。なるほど。)

 住所:愛媛県松山市井門町489-8 電話:089-957-1125
 

大阪屋(長崎県佐世保市)




 大阪屋ラーメン(650円) ★★★ 2007-211

 「長崎は今日も暑かったけどラーメン」第3弾。昼過ぎに佐世保に着いて、アーケードの商店街を目指す。一筋入った所に、大阪屋の看板を発見。佐世保では老舗らしい。でも、何故大阪なのだろう? ともかく、お品書きで一番大きく扱われていた大阪屋ラーメンを注文。しばらくして、人の良さげなおかみさんが運んでくる。乳白色のスープは思いの外さらっとしているが、ここには豚と鶏のコクがぎっしりと詰まっていて、思わず目を見開いた。油気は少なめでとても飲みやすく、老舗と言えど決して古くさい味ではない。自家製の縮れ麺はソフトな口当たりで、白めの肌。喉越しが良くて、上品さがある。具はチャーシュー・メンマ・モヤシ・キクラゲ・味玉・海苔にネギと盛り沢山。メンマは平らで柔らかな歯ごたえ。チャーシューは柵状のものとほぐしたものが入っている。前者は肉の味がそのまま伝わってきて、後者にはタレの味がほんのり染みていた。器を両手で持ち上げて完食。長崎のラーメンというと、きつい豚骨をイメージしていたので、良い意味で裏切られて幸せだった。

 住所:長崎県佐世保市下京町9-1 電話:0956-22-6763
 

一風堂(名古屋市中区)




 赤丸新味(750円) ★★★ 2007-205

 夜の仕事の一大イベントが栄某所であるので、その前に腹ごしらえをと11時半頃一風堂を訪れる。約1年ぶりか。行列はないとは言え、店内はほぼ満席。スタッフの元気な声に導かれ、カウンター席に通される。汗だくだったのを見かねてか、厨房のスタッフがスッと団扇を渡してくれた。いいねぇ、気が利いている。赤丸新味をチョイカタで注文。団扇でパタパタ扇いでいるうちに、ものの1分で赤丸新味が目の前に置かれた(笑) 間違いなく今年の最短記録である。まずは香味油を避けてスープを飲む。若干薄く感じたが、しっかりとトンコツの旨味が引き出されている。夏場はこれ位が飲み易いかも知れない。汗をかいているせいか、塩気をやや強く感じる。これにニンニク・タマネギを使った香味油を加えて飲めば、香ばしさとコクがアップ。焦げたような味もない。辛味噌はもう少し欲しかったかな。細麺は程好い茹で加減で、さっくりと噛み切れる。粉っぽさはない。具はチャーシュー・モヤシ・キクラゲにネギ。柔らかいチャーシューには肉の旨味とタレの風味が見事に並立していて、噛む程に滲み出てくる。最後は辛し高菜を投入して完食。あ、随分使い込んだ器と見えて、色がかなり剥げている。久々に一風堂で食べたが、素直に美味かった。ラーメンの味もさることながら、スタッフの教育が行き届いているのが素晴らしい。声はしっかり出ているし、客との応対はちゃんと目を見て話している。手の空いたスタッフが団扇で子供を扇いであげてたりもしていた。これだけのホスピタリティ、また来たくもなるというもの。ちなみに、滞在時間も今年の最短記録(10分弱)となった。

 住所:名古屋市中区栄3丁目22-26 電話:052-269-2412
 ホームページ:http://www.ippudo.com/index.html
 

麺屋 和(名古屋市千種区)




 冷やし麺しょうゆ(800円) ★★ 2007-204

 夜の仕事を終えた後、仕事仲間(人妻)と一緒に和へ。21時過ぎであったが、ほとんどの席が埋まっていた。奥の席に陣取ると、カウンターに貼られた「冷やし麺しょうゆ」の文字に目が行く。限定15食とな。迷わずこれを注文する。仕事仲間(人妻)とあーだこーだ話しているうちに完成。よく冷えた器に、よく冷えたスープ。表面には薄白い油玉が浮かぶ。口にすれば、すっきりとした醤油味が爽やかに喉を駆け抜ける。時折柚子の芳香も漂う。 ・・・ ん? 煮干しのエグ味だろうか、妙に舌の上に渋味が残る。終始この渋味がついて回った。麺は細めのストレート。非常にハリがあり、よく伸びる伸びる。スープとの馴染みもよく、ズズズと吸い上げる。具はチャーシュー・メンマ・白髪ネギ・味玉・海苔に三つ葉。メンマは甘く柔らかな仕立てで、千寿卵を使った味玉は黄身の味が濃い。この店のシンボル(と勝手に思っている)三つ葉には爽やかな青臭さが。大判チャーシューにはしつこくない程度に味がのっていて、冷たくてもすっと食べられた。夜の仕事終わりでも、しっかり完食。惜しむらくは、この渋味か。

 住所:名古屋市千種区池下1-3-11  電話:052-763-0085
 

慈庵(名古屋市千種区)




 中華そば 塩(730円) ★★★★ 2007-203

 夜の仕事の前にふらっと慈庵に立ち寄って中を覗いてみると、ナント、客の姿ナシ! これはもっけの幸いと、2日も置かず引き戸を開ける。今日も建付けが悪いこと悪いこと。最近つけ麺ばかりなので、久々に中華そば塩を注文。後客がしばらくこなかったこともあって、一切滞ることのない作業であった。見た目濁ったスープを飲むと、穏やか且つしっかりとした動物系の旨味が滲むと共に、負けない程に魚介系の旨味が利いている。時折糸状のカニ身が現れるが、かといってスープには甲殻類独特の尖った風味はない。年明けに食べた時は、何かピンボケしたような感じだったが、今回は至ってコクがある。肌の色が濃い角麺はもちりとした食感で、ズズズと食べ上げる。スープの旨味をまといつつ、麺自体のしっかりとした風味も健在。おお、メンマが穂先メンマに変わっている。以前のゴリゴリとした食感も楽しかったが、独特な柔らかさの穂先メンマもまた楽しい。グリルで炙られたチャーシューは脂がたっぷりのっていて、口の中で肉汁がじゅわじゅわと溢れ出る。まさに息をつかせぬ美味さで、溜め息が出る程。最近味が迷走しているかなぁ、とも思ったが、今日の1杯は何も言うことはなかった。
 
 住所:名古屋市千種区高見2-11-2
 

呵呵(愛知県津島市)




 思いがけないことから、らーナビ限定企画のお手伝いをすることになりました。第4弾は津島の雄「呵呵」さんです。7/17(火)の夜、他の企画参加者と一緒に試食させてもらいました。甚だ不肖ながら、以下に紹介文を掲載します。


 麗製担々麺(1,000円) 2007-202

 東海地区のらーナビ限定第4弾は、満を持して「呵呵」(津島市)さんの登場。暑くなるこれからの時期に向けてご主人が考案したのが、その名も「麗製担々麺」。夏場でもしっかり食べられる、呵呵オリジナル冷し担々麺である。その名に違わず、彩りが何と言っても美しい。ハルユタカを用いた麺は、平打ちながらもコシがあり、爽やかな風味が楽しめる。量は150g、程好く縮れていることもあり、タレとの絡みは抜群。そのタレはいつもお店で使っている動物系スープに自家製芝麻醤を合わせ、醤油・味噌等で味を調えたところに、隠し味でマーマレードを加えている。ゴマのまったりとして深いコクの中に、ほんのりとした甘味が漂う。この麺・タレを様々な具材が取り囲み、これらを絡めて食べれば色んな味が楽しめる。タレの縁の砕かれたカシューナッツと絡めれば、心地よいサクサク感と更なる甘さが引き出され、逆にもう一方の生唐辛子を絡めれば、刺激的と言うより容赦のない辛さに襲われるので要注意。煮込まれたトマトにはレモンで酸味が加えられていて、さっぱり感が増している。白髪ネギ・キュウリ・ルッコラの瑞々しい野菜と合わせて食べるもよし。細切り肉の炒め物には宮城県産黒毛和牛のモモ肉を使用。ゴマ油で作った香味油で油通ししてから八丁味噌と絡めるので、甘さと香ばしさが加えられている。素材の旨さを活かしつつ、それを1皿の中に無理なく詰め合わせた逸品に仕上がっており、これらをどう絡めて食べるか、注文した人の数だけ楽しみ方が生まれそうである。


・注文はスタッフにチケット画面を提示の上、現金でお支払いください。大盛はできません。
・スタッフにお願いすると、鎮江香酢(中国産黒酢)とラー油を用意してもらえます。酸味・辛味をお好みに調整してください。
・7/20(金)から8/19(日)の間、夜のみ10食限定です。
・定休日は月曜日と木曜日、7/24(火)と7/25(水)は臨時休業となります。
 

 
 地図:愛知県津島市神尾町字西之割25-1 電話:090-4211-3978
 

笹善(名古屋市昭和区)




 唐揚らーめん(700円) ★★ 2007-201

 慈庵からふらっと御器所まで走る。巨泉はお休みで、らーめん三吉には店の表にまで行列が続いている。とても並ぶ気にはなれなかったので、踵を返して笹善へ。1年ぶりのような気がする。中に入れば、厨房に変わらずご主人とおかみさんが。先客も地元の方とみえて、店内はのどかな雰囲気である。冷やし系のメニューもあったが、ここは好きな唐揚らーめんで。程なくご主人より手ずから器を渡される。少し濁ったスープに、唐揚がドカンドカンドカンと浮かぶ。鶏ベースのスープにやんわりと醤油ダレと和風ダシが加わり、いつもながらほっとさせられる味である。ワカメや麺に練りこまれた青海苔のせいか、ほんのりと磯の香も漂う。小麦胚芽も練りこんだという麺は真っ白な肌で、随所に青海苔が透けて見える。平打ちで割に強く縮れており、しっとりとした歯応えである。下手に言えば、どんべえの麺に印象がだぶる(爆) 具は唐揚・太メンマ・ワカメにネギ。3個入った唐揚は、下味がしっかり効いてスパイシーだが、衣のさっくり感はやや欠けるか。揚げたてではないのかな? 派手さはないけど、老舗らしい安定した美味さを持った1杯であった。

 住所:名古屋市昭和区御器所通2丁目19-3笹善ビル 電話:052-733-6029
 

慈庵(名古屋市千種区)




 冷し塩つけ麺 ゼリー仕立て(900円) ★★ 2007-200

 月曜の夜5食限定のつけ麺を求めて、18時前に慈庵へ。すでに2人並んでいた。この時間にお店に来た人は皆限定目当てと見えて、最初に着席した客であっという間に限定の5食は売切れてしまった。20分強待って、順に3つの器を渡される。1つ目には麺、2つ目には出汁のゼリー、3つ目には出汁が入っている。先週以前に食べた人のと見比べると、随分とビジュアルが違うような。彩り豊かな具材の下から麺を引っ張り上げる。よく締められてしっかとした歯応えだが、マリネの油のせいか、妙に生臭く感じる。これをぐちゃぐちゃに掻き混ぜた出汁ゼリーに突っ込む。麺と麺の間にゼリーが挟まるように絡まる。軽やかな出汁の風味がゼリーには詰まっているが、少々塩っ辛い。もう1つの器の出汁で溶いて食べ進める。出汁の単調さを補うように、麺の上にはたっぷりの具。キュウリ・レタスは口の中をさっぱりさせるのに充分な量で、穂先メンマはサクサクと断続的に噛み切れる。ミニトマトのマリネは独特の酸味。マリネの下の赤い不思議な物体(笑)は、鶏肉とトマトのペースト(?)を冷して固めたもので、トマトの甘さと鶏肉のさっぱり加減が好相性である。夏らしさが感じられるつけ麺であるが、出汁の塩気が効きすぎて、ちょっと辛かった・・・

 住所:名古屋市千種区高見2-11-2
 

玉響(愛知県刈谷市)




 甘露醤油麺(650円) ★★★ 2007-199

 晴レル屋から玉響へと向かう道中、いよいよ滝のような大雨になり、命辛々辿り着く。玉響に来たのはいつ以来だろうか。(刈谷は2年ぶり?) さすがに15時頃だとお客は数える程。あれ、厨房にはご主人の姿が! てっきり高浜に行ったきりだと思っていた。お品書きを眺めて、これまで食べたことのない甘露醤油麺を注文。時間もかからずにできあがる。洛二神でも見たような歪な器である。その名のとおり、ほんのりと醤油の甘さが漂うスープで、薫る魚出汁の風味と相俟って玉響らしい上品な仕立てになっている。油も至って控え目なので飲み易い。スープ表面を霰がゆらゆらと揺れる。中細の麺は透き通るような肌で、程好く縮れている。ツルツルとした食感が印象的でスープとよくマッチしているが、微妙に歯にネチっとくっつく様な感がある。極太のメンマは上品な噛み応えと香りを兼ね備え、噛む度にじっくりと味わってしまう。チャーシューも脂身が多い部位であったがしつこさは無く、肉の旨味が存分に引き出されていた。あっという間に食べ尽くす。竹燻製麺と比べると些か地味なような気もするが、それでも存分に玉響テイストを味わえる1杯であった。

 住所:愛知県刈谷市中手町6-705 電話:0566-28-9369
 

晴レル屋(愛知県大府市)




 赤つけ(800円) ★★★ 2007-198

 台風4号が接近中。午前中から大雨が降り続く。こんな日なら空いているだろうと華壱に向かえば、13時過ぎでも外に待ち客がいる! とてもじゃないが待ってられないので、晴レル屋へと駆ける。が、晴レル屋も14時前でも満席。皆、台風が来る前に食べておこうということか。赤つけを大盛りで注文。のんびりとでき上がるのを待つ。たっぷり盛られた平打ちの麺、今日は噛めば時折芯がプチプチ音を立てるような茹で加減。周囲はもっちりとした食感。2噛み3噛みすると、小麦の風味が強く滲み出てくる。今日も良い出来。真っ赤なつけダレには濃厚な動物系の旨味が充満していて、今日はとりわけ強いように感じる。おかげで魚介系の風味は押され気味か。辛さや味噌の旨味もしっかりと行き渡っており、安定した仕上がりである。麺ともしっかり絡まる。つけダレの中のメンマは太く短く、甘めの味付け。チャーシューは箸で持てば崩れるほどにトロトロである。肉汁もたっぷり。雑炊にしたいのをぐっと我慢して、つけダレを少しずつ飲んでいく。こんなうっとおしい日でも元気が出てくるような1杯だった。ご主人、ここのところ何かと大変だったようだが、頑張って欲しい。

 住所:愛知県大府市月見町1丁目297メゾンパラディー大府 電話:0562-47-5432
 ホームページ:http://www.k5.dion.ne.jp/~hareruya/
 

ぶっこ麺(岐阜県多治見市)




 ラぶっトマ カレーつけ麺(中盛)(900円) ★★★ 2007-197

 名作ラぶっトマ カレーつけ麺も残すところあと1週間。名残納めにもう1回食べておこう、ということで、職場の後輩2人と連れ立ってぶっこ麺へ。幸い雨も上がった。19時過ぎにお店に着けば、幸運にも待合に先客なし。ご主人が出てきたので訊けば、ラぶっトマはまだたっぷりあるとのこと。中に通されて、3人ともラぶっトマを中盛でお願いする。か・な・り待つ。やはり相当手間隙がかかるようだ。3人分まとめて完成。艶やかな肌の太麺は器の中で緩やかにうねり、妙に色っぽい(爆) 激しくもっちりとした噛み応えで、小麦のほんのりとした甘さが口の中に広がる。中盛なので量を気にせず食べられる。真っ赤なつけダレには細切りのチーズの黄色がよく映える。動物系のしっかりとした旨味の中にトマトの甘味と酸味がよく溶け、あとからジワジワとカレーの風味が押し寄せてくる。見事な波状攻撃である。これにチーズのまろやかさ、タマネギの甘さが加わって、重厚な味の組み立てである。全粒粉の麺よりかはレギュラーの麺の方が絡みが良い感じ。麺の穏やかな風味とつけダレのスパイシーな風味が好対照で好相性である。今日も食べ進むにつれてカレーの風味が強くなってきた。つけダレの中にはソテーされた鶏肉。皮にはしっかと焼き目がついて、身は柔らかくて美味い。一方の豚肉は柔らかく煮込まれてジューシー。ラディッシュは爽やかなピリ辛さがあり、揚げたサツマイモのスライスには香ばしい甘さがある。麺を平らげたところで、レンゲに盛られたライスが出される。残ったつけダレに放り込んで、“ミニカレーライス”を楽しむ。ホント、最後まで飽きさせない1杯である。後輩の2人も無言のうちに完食していた。嗚呼、これがあと1週間で食べられなくなるとは、返す返すも惜しい限りである。(また復活しないかな・・・)
  
 住所:岐阜県多治見市太平町1丁目14-1 スプリングコート多治見101 電話:0572-25-8595
 

大黒(名古屋市中川区)




 醤油ラーメン(700円) ★★★ 2007-196

 ドニチエコきっぷを活用しようと、地下鉄東山線の終点・高畑まで行く。目指すは大黒。恥ずかしながら、移転前・移転前ともこれが初訪問である。高畑の駅から時間を潰しつつ、18時ちょうどに店に到着。あ、17時半から営業していたのか・・・ カウンター席だけだが20席弱ありそうで、厨房も広々としている。とりあえず、お品書きの最初にある醤油ラーメンを注文。ご主人が細かく細かくスープを器に注ぐ姿が印象的である。醤油色に綺麗に染まるスープを飲めば、あっさりとした口当たりだが、じんわりとコクがある。動物系と魚介系がバランス良く混ざり合い、醤油の風味はまろやかである。丁寧な仕事振りが味に反映している。国産小麦を使っているという自家製麺は、肌白でストレートの丸麺。スルスルと滑らかに口の中に吸い込まれ、しっかりとコシがある。上品さを漂わせる麺である。具はチャーシュー・メンマ・海苔にネギ。メンマはしっかりと塩抜きされて歯応えも良し。ネギは九条ネギとのことで、色も味も濃い。チャーシューはバラのウズウズ。タレは控え目に、シンプルに肉の味を閉じ込めている。派手さこそないが、素直に美味かった1杯。つけ麺があればもう1杯食べるところであったが、残念ながらお品書きにその名はなかった。この店なら高いレベルのつけ麺が作れると思うのだが・・・

 住所:名古屋市中川区中島新町1丁目301 電話:052-363-6366
 

神楽(名古屋市東区)




 神楽ラーメン(700円) ★★ 2007-195

 今日は所用でドニチエコきっぷを買ったので、ちょいと栄まで。先々週オアシス21にオープンした神楽へ行ってみる。以前は楽楽楽があった所である。16時半に店に入れば、店員の威勢の良い声が出迎えてくれる。振り返れば券売機。入り口からは見え辛い所にあるなぁ。神楽ラーメンを注文する。程なく注文の品が登場。味玉半分がサービスでついてきた。スープは表層にこれでもかと背脂が浮いている。ドロロとしたスープを飲めば、結構しっかりと豚骨の旨味が出ていて、背脂のおかげで甘さとコクがアップしている。それだけに塩気もそこそこ感じるかな。豚骨のスープにこれだけの背脂って、ある意味、新鮮である。麺もちろん細麺。店お薦めのカタでお願いしたが、そんなに堅くはなかった。粉っぽさはあまり感じない。具はチャーシュー・海苔・ネギに別皿の味玉。うーん、チャーシューがスカスカでダメダメ。味が完全に抜け切っている。スープを飲み干すか残すか考えて、結局飲んでしまった。場所代もあるのだろうが、これで700円は高いなぁ。

 住所:名古屋市東区東桜1-11-1 オアシス21 電話:052-950-7581
 

ら・けいこ(名古屋市東区)




 k麺の親子盛りそば(850円) ★★★ 2007-194

 20時前、夜の仕事の前に片ら・けへと向かう。店内は予想外に空席が目立ち、ご主人が「最近ずっとこんなんですよ」と嘆いていた。“食べる方としてはラッキーです”とはおくびにも出さず、k麺の親子盛りそばを注文。麺を4分以上かけてたっぷり茹でて、そして締める。いつもの極太麺、肌は白く艶やか。ぐいっと引っ張り上げれば、麺は軽くうねり、ハリの強さを物語る。本数はそう多くなくても、口の中を圧倒的に埋め尽くす。噛めば歯を弾き返すかのような弾力で、負けじとこちらも顎に力を込める。このモッチリ感というか、ガッチリ感というか、もう堪らない。今日はやや麺の風味は押さえ気味かな。しばらく麺だけで食べたところで、つけダレに箸を伸ばす。やや赤みを帯びたつけダレは、濃厚な動物系と魚系の重たい味。浮いた背脂がコクを増幅させ、甘酸っぱさと辛さが口の中に残る。麺のインパクトと充分に張り合うだけのクオリティを持つつけダレである。麺の上には揚げたての鶏の唐揚げがどどーんと鎮座まします。衣はサクサク、肉はジューシー。下味にニンニクや生姜がよく効いている。これもまた美味い。出汁巻にもほんのりとした甘さが。これだけの量も、どれも美味いだけに難なく平らげる。1杯だけで腹と舌を満足させるなら、片ら・けに限りますな。

 住所:名古屋市東区東片端町35 電話:052-962-6200
 

松川屋(名古屋市北区)




 しょうゆらーめん(700円) ★★ 2007-193

 ぎんやを後にして、上飯田の松川屋へ。22時を過ぎても店内はほぼ満席で、「久しぶり」とご主人が軽く迎えてくれた。4月に来た時よりも、壁には色んな惣菜・肴のお品書きが貼られている。麺類のお品書きは完全に埋没(笑) 夜は完全に飲み屋ですな。というか、これだけの品をご主人1人で作るというのさすが。 それはともかく、今日はしょうゆらーめんを注文。器が擂り鉢並にでかい(笑) 控え目な動物系のスープに煮干等の魚介系が柔らかく利き、香りの良い醤油の風味が味をよくまとめている。和のテイストが巧く活かされているかな。さて、期待の太麺。角が立って透けるような肌。喜び勇んで啜れば、あれ、今日のは妙に緩い。べちゃりとした食感で、いつもの弾けるような歯応えがない。メンマは極太で噛み応え抜群。スープの表面半分を埋め尽くすチャーシューは、皮付きのバラ肉を厚く切ったもの。噛み応えが素晴らしく、“肉を喰らう感”を存分に楽しめる。もちろん味も肉気がしっかりあって美味い。大汗をかきながらスープを飲み干す。うーん、今日はただ、麺の出来が残念かな・・・

 住所:名古屋市北区上飯田通1-19 電話:090-9894-8472
 

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名古屋流刑中の京都人です。当て所なく各地を歩いては、時々ラーメンを食べてます。気づけば、02年92杯、03年207杯、04年211杯、05年368杯、06年367杯、07年380杯食べてました。味音痴なのが致命傷で、このレポは全くもって役に立ちません。臨時更新&放置プレイをモットーにしていますので、気が向いた更新します。(現在gooブログからデータを移植中です。)