お知らせ & 2008年 ★★★★/★★★/★★/★
●かなりご無沙汰ですが、4月から気まぐれにひっそりと再開してみます。
過去の記事(goo blog)はこちらです。記事は気の向くままに移行させていく予定です。
●今回の東海地方のらーナビ限定は、獅子吼です。ぬめちさんが紹介文を書いています。
●2008年 ★★★★/★★★/★★/★ は 【続きを読む】 をご覧ください。
味太郎(島根県隠岐郡隠岐の島町)

チャンポン(800円) ★★ 2008-142
西郷港からすぐの所にあるお店。フェリーの出港まで少し時間があったので寄ってみる。昼時、店内はほぼ満員で賑わっている。お薦めを聞いてみるとチャンポンとのことなので、これを注文。真っ白なスープには動物系の旨味を上回る具材の旨味が溶けているが、やや胡椒が効きすぎか。肌白の麺は中太で、なかなかもっちりとした歯応え。これなら、がっつりと食べられる。キャベツ・ニンジン・タマネギ・モヤシ・シイタケ・ネギと野菜は盛りだくさんで、豚肉・ホタテ・タコ・イカ・カマボコと肉・魚介系もたっぷり。結構なボリュームだが、味が多彩なので難なく食べられる。いかにも島の食堂のチャンポンらしくて、良い印象が残った。
住所:島根県隠岐郡隠岐の島町中町目貫の四42 電話:08512-2-0422
遊食 空海(島根県出雲市)

冷やし地獄らーめん(880円) ★★★ 2008-141
次いで、冷やし地獄らーめんを注文。一昨日来た時に、ちらっと話を聞いた新登場の限定メニューである。白い平皿の中央に、やや小盛り気味だが丁寧に盛られている。赤く染まった麺はキムチの素で和えてあるのか、舌も唇も刺激的に辛い。食べる前に「辛いのは大丈夫?」と念を押されていたが、なるほど、これはヒリヒリくる。とはいっても、トマトとパイナップルの甘酸っぱさがしっかりとあるので、辛いだけではない、独創的な味。マヨネーズも添えられているが、この味のバランスをじっくり味わいたいところ。麺は中太のもので、よくしめられてもっちり感がある。できれば、もう少し量が欲しいか。麺の上にミンチ・ネギ・味玉・キュウリが盛られて、いや、積まれている。ミンチはねっとりとして、対照的に甘めの仕立て。これまたあっという間に食べ切ってしまう。辛さがしばらく後を引いた。それにしても、ご主人の調理の引き出しの多さには驚かされるばかりである。
住所:島根県出雲市白枝町539-6 電話:0853-22-3870
遊食 空海(島根県出雲市)

五目味噌(780円) ★★★ 2008-140
2日前の衝撃が忘れられず、今日もまた空海へ。夜7時半に着くと、またしても先客の姿はなし。島根県ではラーメン屋は不遇なのか。今日は“まずは”季節の創作ラーメンの五目味噌をお願いする。しばらく待って、野菜を大量に盛ったラーメンが登場。芳醇な赤味噌(?)の旨味が強く出て、そこに野菜の味が溶けている。味噌辛さの全くないマイルドな味わいだが、あのスープの旨味が隠れがちになるのは否めない。麺は中太のやや縮れたものを使い、まずまずもっちりした食感。チャーシューは脂の少ないものが解されていて、野菜はキャベツ・モヤシ・ニンジン・インゲン・ネギ・ヤングコーン。途中で別の器に入った自家製のマー油を加える。マー油といってもニンニク臭さはなく、風味付け程度かな。食べ進めると、スープの奥底からアサリが出てきた。これも充分に美味いが、さすがに南仏風らーめんのインパクトには及ばない(笑)
住所:島根県出雲市白枝町539-6 電話:0853-22-3870
ひばり(島根県松江市)

鶏濃らあめん(780円) ★★ 2008-139
島根大学の近くにあるお店。外装は町屋っぽく、内装はバーっぽく、非常に凝った作りである。20席以上ありそうだが、夜8時過ぎでも先客1組だけ。カウンター席、随分と背が高い。お品書きを見ていると、限定メニュー「鶏濃(とりこく)らあめん」の文字が目に入る。鶏鶏星人としては、これは見逃せない。初めてだとノーマルなラーメンを頼むところだが、掟を破ってこれをお願いする。洛二神っぽい器でラーメンが登場。黄土色したスープは思いの外サラリとしている。飲んでみて、思わず眉に皺がよる。え? 鶏の旨味はどこ? トッピングのキャベツの甘味が勝っていて、鶏濃(とりこく)とは程遠い。ただの白湯スープにしか思えない。わずかに味噌が香るか。麺は平打ちの縮れたもので、プリっとした食感が楽しい。具はチャーシュー・キャベツ・モヤシに温玉。チャーシュー、ハーブでも加えているのか結構香ばしい。温玉、ラーメンのスープにこの冷たさはどうか。最後の方になって辛うじて鶏のコクが感じられるようになったが、あまりにもタイトルとかけ離れていて、なんとも疑問符が並ぶ1杯だった。
住所:島根県松江市学園2丁目10-16 電話:0852-61-1151
HP:http://www1.megaegg.ne.jp/~lark-koya/image/menyahibari.index.html
だんだん家(島根県松江市)

つけそば 醤油(750円) ★★ 2008-138
松江市内のラーメン屋を物色して、松江城の北にあるだんだん家へ。作りは奥に長く、昭和レトロ感を出した内装。汁なしやらスタミナやら色んなメニューがあるが、手堅くつけそばを醤油で注文する。平打ちの角麺は200g盛られていて、ツルツルとした口当たり。玉子麺を思わせる風味の強さがある。つけダレはほんのり甘酸っぱい風味で、レンゲにびっしり纏わりつく程魚粉が入っている。かといって魚臭いわけでもなく、バランス良くあっさりめに仕立てられている。チャーシューはやや塩気が強く、細切りのメンマは居酒屋のつきだしのような味。スープ割りして平らげる。東京とかでありそうな、程好くまとまったつけ麺。松江でこの手のつけ麺が食べられるとは、意外だった。
住所:島根県松江市春日町151-5 電話:0852-32-0575
遊食 空海(島根県出雲市)

南仏風らーめん(880円) ★★★★ 2008-137
島根配流でちょっとだけラーメン2杯目。空海らーめんに大満足したので、2杯目を頼むことに。横を見やれば、限定の案内が。昼・夜で各7食という、南仏風らーめんを注文。しばらく時間がかかるとのことだが、ここならいくらでも待てる。ご主人が厨房を左右に行き来してスープを作っている様子。パンが乗った別皿を添えて、南仏風らーめんが登場。こ、これはラーメンですか? ドキドキしながらスープを掬えば、トローりと重みがあり、まるでポタージュのよう。口の中でバターの風味が溶け出し、その中で魚・貝の旨味がしっかと生きていて、ほんのりとニンニクも香る。上質なブイヤベースを飲んでいる気にさせられる。濃密なコクを感じつつ、トマトの酸味がそれを更に引き立てている。これはたまらない。麺はさっきと同じものか。中細でゆったりと縮れていて、スープをよく絡ませる。スープの中にはエビ・ホタルイカ・アサリ・ムール貝に、ソテーされた白身魚が。これらが旨味の源か。別皿のパンはサクサクとして、アイオリソース(ニンニクマヨネーズ)をつけるも良し、スープに浸すも良しである。これほど洋風のスープとマッチしたラーメンは初めてである。驚きつつ、喜びを噛み締めつつ、2杯目も完食。危うく3杯目を注文しそうになった(爆)
住所:島根県出雲市白枝町539-6 電話:0853-22-3870
遊食 空海(島根県出雲市)

空海らーめん(600円) ★★★ 2008-136
島根配流でちょっとだけラーメン1杯目。偉大な先達から“島根に行くなら空海へ行け”と煽られていたので、夜に出雲市の空海へ。19時半でも先客の姿はなく、ちょっと不安が過ぎる。いきなり限定というのもアレなので、まずはデフォの空海らーめんを注文。フレンチの出というご主人が手際良く作業する。器が置かれるや否や、芳醇な魚系の匂いが漂う。一口飲めば、想像以上にパワフルな魚介の風味が押し寄せてくる。この強さはマグロか? 節系だけでは出せない、多層的な魚の旨味が溢れている。麺は中細でややウェーブが加わり、滑らかな口当たり。スープの旨味をよく纏う。味玉は箸で持っただけで分かる出来の良さ。ほんのり味付けされ、割ればトロトロの黄身が零れだす。チャーシュー、崩れる寸でのところの軟らかさで、甘くて肉気たっぷり。スープの風味にも負けない味。これがデフォルトで、しかも600円なら大満足できる。迷わずもう1杯注文しよう。
住所:島根県出雲市白枝町539-6 電話:0853-22-3870
豚の骨(奈良県大和郡山市)

豚にぼラーメン(700円) ★★★★ 2008-131
19時半、今回のメイン「豚の骨」に到着。。店の外にまでアノ臭いが広がってくる。幸いにも待ちは1組だけで、おかみさん曰く、某筋から私達3人が今日行くことが伝わっていた模様。もちろん、3人とも豚にぼを注文。さほど待たずに3杯が運ばれてくる。前回ほどではないが、スープには煮干しの欠片が浮かび、キラキラ光っている。期待を込めてスープを飲めば、圧倒的なトンコツの旨味と、それにも負けない煮干しの香ばしさが無理なく溶け合い、感動的でさえある。ノーマルだと喉でウッとくるようなことがあるが、豚にぼはスルリと喉を抜けていく。非常に飲み易い。この旨味の海の中では、豚の臭みや煮干しのエグみなんかは感じない。麺は程良く縮れて、しっかりスープと絡まっている。具はチャーシュー・メンマに海苔。とはいえ、このラーメンの実質のチャーシューはこのスープだったりする(笑) 次が控えているのが分かっているのに、このスープを飲み干さないわけにはいかない。綺麗に平らげた。
住所:奈良県大和郡山市上三橋町152-1 電話:0743-52-6440
HP:http://www.muteppou.com/
晴レル屋(愛知県大府市)

赤つけ(800円) ★★ 2008-129
21時半に着けば、待ち人は僅か。つけ郎はまだ残っているようだったが、華壱で2杯食べたお腹では絶対無理。ここは、赤つけをお願いする。平打ちに近い太麺は、見るからに艶やか。口に放り込めば、穏やかながらもしっかりとした小麦の風味が染み出てくる。でも、どうしたことか、いつもの弾けるような歯応えがない。元気がないと言うか、ややヘナっとしている。今日のつけダレは味噌の風味が強めで、持ち味のパワフルな動物系と魚介系は影を潜めている。辛さもそんなに感じない。落ち着いた感じの風合いになっている。つけダレの中にメンマとチャーシュー。メンマは極太でチョコレートのように甘く、つけダレに負けない味。チャーシューには肉気たっぷりで、これは食べ切らないわけにはいかない。今晩3杯目も完食だが、パワフルさに欠けていたのはちょっと残念。
住所:愛知県大府市月見町1丁目297メゾンパラディー大府 電話:0562-47-5432
ホームページ:http://www.k5.dion.ne.jp/~hareruya/
華壱(愛知県豊明市)

Type-Hard(800円) ★★★ 2008-128
春塩はまぐりそばの後に何を食べようか悩み、「至福の一杯」の魚醤にも惹かれたが、ここは久々にType-Hardを注文。ご主人曰く、Type-Hardは1週間でも数回しか作らないとのこと。ちょうど良いタイミングだったのか。しばらく待って、Type-Hardと久々のご対面。器の中をうねる麺は、平打ちだが随分と肉厚。ともかく弾力がすごい。噛めば弾き返すようで、思わず麺の断面を確かめてみたくなる。肌の色からして風味は強そうに思えるが、思った程ではなかった。しかし、存在感のある麺であることには違いない。つけダレには動物系と魚介系の旨味が緻密に溶けている。軽すぎず、重すぎず、双方の味がしっかと伝わってきて、ほんのりと甘い。表面には牛脂がたっぷり浮くが、しつこさはそんなにない。強面の麺ともよく絡む。つけダレの中にカットされたチャーシュー、麺の上にメンマと味玉。最後はつけダレを出汁で割って完食。春塩はまぐりそばとは異なるベクトルの美味さで、これまた大満足。華壱は本当に旨味の引き出しが多彩である。
住所:愛知県豊明市西川町長田1-18 電話:0562-95-1331
華壱(愛知県豊明市)

春塩はまぐりそば(800円) ★★★★ 2008-127
給料日なので、急遽思い立って華壱へ。20時半前に着けば、珍しく客数0。こんな華壱は本当に久しぶりに見た。まずは、春塩はまぐりそばを注文。やっぱり、春の華壱はコレである。ご主人曰く、今年はハマグリの値段が高騰していて、やるのを止めようかと思った程らしい。出された器の中では、ハマグリ・春菊・タケノコが春を彩る。濁りのあるスープを一口飲めば、のっけからハマグリの深いコクが満ち溢れ、それを魚介系の旨味がしっかり下支えしている。見事なまでの一体感で、喉の奥まで旨味が拡がる。危うく麺や具を干上がらせるところだった。中細の縮れ麺は、ほんのりとスープの塩気を含ませ、ソフトな口当たり。春菊には良い意味で草臭さはあるが、苦味は少なくて、良いアクセントになる。あおさ海苔にはスープとはまた違う塩気がある。5粒入ったハマグリ、小振りだがしっかり砂抜きされて、貝肉は柔らかい。噛めばぎゅっと旨味が零れ出す。スープは最後の一滴まで、ハマグリはヒモの部分までしっかり完食。毎年はまぐりそばを食べているが、これまでで一番味が強く出ていて、本当に美味かった。
住所:愛知県豊明市西川町長田1-18 電話:0562-95-1331
奏(名古屋市中区)

しおらーめん(650円) ★★ 2008-126
喜多楽から帰路、新栄に寄り道して、先月オープンした「奏」に寄ってみる。店頭の案内にオープンが12時とあったが、少し早く中に入れてくれた。カウンター10席程の店内で、ご主人が1人でやっているようである。ご主人の背中には「NO RAMEN NO LIFE」の文字。メニューのトップにあったしおらーめんを注文。琥珀色のスープの表面には油の玉がそこそこ浮き、魚粉だろうか細かい粉も見て取れる。そんなに強くない動物系の風味に、ほんのり魚介系の香りが流れる。気になったのが、油と塩気の強さ。これだけしょっぱいのは久々に食べたような気がする。タレが強すぎるのかな。麺はやや平打ちになった太めのもので、意外と肌がツルツルとしている。バーナーで表面を焼かれたネギには懐かしい甘さがある。メンマは昔の慈庵のように横切りになっていて、歯応えが楽しい。チャーシューはウズウズに巻かれたもので、肉気はまずまず。丁寧に作っているのは窺えるが、訴えてくるものはまだ少ないか。
住所:名古屋市中区新栄3-25-20 電話:052-251-7086
喜多楽(名古屋市中区)

鶏白湯白えびつけ麺(800円) ★★★ 2008-125
かけそばに続いて、鶏白湯白えびつけ麺を注文。東西つけ麺対決で西のつけ郎3軒は制覇したので、今度は東の3軒を制覇せねば。いや、別に義務ではないのだが。四角い平皿に麺がどどーんと260g盛られ、スープカップ?には見るからに濃そうなつけダレが注がれている。麺は先日から全粒粉のものに切り替えたそうで、潤いのある褐色の肌をしている。そのまま食べてみるとソフトな口当たりで、蕎麦かと思いまがう程に風味が強い。喜多楽らしい繊細で上品な麺である。つけダレは表面にじわじわと膜ができ、濃度の高さを物語る。ポタージュのようなとろみがあり、臭味がしっかりと取り除かれた鶏の旨味がガンガンに押し寄せる。その後に香味油から来る白エビの風味が、味の奥行きを拡げる。ややしょっぱい気もするが、インパクトは十分にある。ただ、これに麺を浸けてみると、繊細な麺の風味とパワフルなつけダレの風味が喧嘩していると言うか、互いの持ち味を相殺していると言うか、今一つ味の一体感に欠けるように感じた。メンマは穏やかな風味で、表面に焼き目のついたチャーシューには、肉の旨味がぎゅっと詰まっている。最後はもちろんスープ割りをして、つけダレを飲み干す。今日の喜多楽の2杯では、かけそばの方が印象が強く残ったかな。あと1ヶ月強で更につけ麺も改良されるようなので、今後逆転もあるかも。
住所:名古屋市中区橘1−28−6 電話:052-332-5515
HP:http://menya-kitara.blog.so-net.ne.jp/
喜多楽(名古屋市中区)

鯛とコーチンの塩かけそば(600円) ★★★ 2008-124
絶好の自転車日和で、40分かけて喜多楽へと走る。開店前から4人並んでいた。まずは「至福の一杯」の企画の「鯛とコーチンの塩かけそば」を注文する。程なくして、昨日に続き1杯のかけラーメンが登場。白い器の中にあるのは、麺とスープと三つ葉だけ。スープから漂う香しさに期待が膨らむ。早速一口掬うと、コーチンと鯛から出た旨味が自然に溶け合い、あっさりとしながらも上品な味わい。もちろん、鯛の臭味なんてない。油に頼らずともこれだけの美味さとは、驚きである。麺は中細のほぼストレートで、さっくりとした歯応え。スープともよく馴染んでいる。柚子七味をスープの縁に少しだけふりかけて、ピリリと風味を変えてみる。じっくりと味わいつつ、スープを最後まで飲み干す。素っぴんの味でもこれだけ満足できるのだから、喜多楽クオリティ、恐るべし。
住所:名古屋市中区橘1−28−6 電話:052-332-5515
HP:http://menya-kitara.blog.so-net.ne.jp/
麺坊ひかり(岐阜県岐阜市)

朧 具あり(850円) ★★★ 2008-123
久々に炗(ひかり)へ。ご主人にはツラ割れしてないと思っていたら、思いっきりバレていた。忘年会でのモンゴル衣装を着ていたのが仇(?)になった。ここでも「至福の一杯」の朧を注文。むぅ、完全にグルメウォーカーにのせられている。天空落としの後に出てきたのは、1杯のかけラーメンと別皿の具。琥珀色のスープには水玉模様に油が浮かぶ。沖縄の塩「ぬちまーす」をタレに使ったスープは、洗練された鶏の旨味が軟らかく行き渡る。喉の奥から静かに伝わってくるような旨味がある。別皿のぬちまーすを加えてみても、あまり塩気は強まらない。中細の麺はゆったりとウェーブが加わり、 程好い歯応えでスープとの馴染みも良い。確かにこれなら具なし(700円)でも食べられそう。別皿には味玉・ホウレン草・穂先メンマ・チャーシューが並ぶ。いずれも程好く味がのって、丁寧な仕事振りが窺える。中でも七輪で炙られたチャーシューは余分な脂が落ちて、旨味がぎゅっと凝縮されている。炗には凝ったものが多いが、今回はいわば原点回帰したような感じである。
住所:岐阜県岐阜市柳津町蓮池5-8リトルタウンヒロセ 電話:058-387-8915
白神(岐阜県関市)

つけ麺全部のせ(1,200円) ★★★★ 2008-122
つけ郎の3店を制覇したので、今度は鶏白湯の3店を狙う。夕方、高速を使って白神まで行けば、無情にも入り口に鶏白湯売り切れの案内が。やはり夜の部では無理だったか。気を取り直して「至福の一杯」のメニューを探すが、つけ麺の全部のせだったのね。知らなかった・・・ しばらくして、目の前の巨大な器が置かれる。山盛りの具で、麺が一切見えない(汗) 具を掻き分けて麺を引っ張り上げれば真っ白な肌の角麺で、穏やかな風味としっとりした噛み応えが強く印象に残る。単体で食べても美味いが、乗っかっているネギや水菜と混ぜて食べると、これまた美味い。熱々のつけダレは濃厚なWスープで、良い意味でクセのある白エビの風味が負けじと漂う。麺の穏やかさと好対照で、結構重たい味である。麺をどっぷり浸けるのもいいが、半分だけ浸けて味の対比を楽しむのもまた面白い。具はつけダレの中に短太のメンマが入り、麺の器にチャーシュー2種・味玉・水菜・ネギ・海苔・麩が盛られている。これは豪勢。ノーマルのチャーシューは表面が炙られて肉の旨味がぎっしり詰め込まれ、脂っぽさは少ない。対して、軟骨チャーシューは、箸で持つ度に軟骨がドロドロと溢れてきて、これがまたえも言われぬコクがある。味玉も味がよく染みて、黄身がとろとろ。麺が大盛りでも、これだけ麺・つけダレ・具が美味いと苦もなく完食。1,200円でも納得の美味さだった。
住所:岐阜県関市巾2丁目144-6 電話:0575-25-0656
臺大(名古屋市西区)

坦豆麺(850円) ★★★ 2008-121
21時ちょうどにお店に到着。ランニングフリーS号を降りた瞬間に、おかみさんが閉店の案内を出しに外に出てきた。ギリギリセーフ。臺大でも「至福の一杯」の企画で坦豆麺があったので、これを注文。ご主人、いつもどおり手よりも口の方が動いている(笑) 肌色一色に染まったスープからは、まさしく豆の匂いがたつ。レンゲをつっこめばかなりクリーミーで、まったりとした大豆の甘味が楽しめる。大豆に豆乳を合わせてミキサーしたものを混ぜているので、そりゃあこれだけ豆の味がするわけだ。これまで、ありそうでなかった味かも。肌の色の濃い麺は、やや硬めの茹で加減。縮れが入っているので、スープとよく絡む。水菜が器の中を一巻き。アクセントで糸唐辛子がピリリ。ミンチはスープの味に埋没してしまい、今一つ味を楽しめなかった。ご主人とのトークを楽しみつつ完食。イソフラボンの過剰摂取は大丈夫かな(笑) ゴールデウィークは休み返上で営業するらしい。
住所:名古屋市西区中小田井3丁目390 電話:090-8078-1125
ぎんや(名古屋市北区)

ホタテ汐そば(780円) ★★★ 2008-120
整体でゴキゴキやってもらってから、20時近くにぎんやへ。予想通り10人近く店の前で並んでいる。“こりゃあ、ホタテ汐そばもつけ郎も売り切れか”と思ったら、意外にも両方ともセーフだった。というわけで、ホタテ汐そばを注文。「グルメWalker」の「至福の一杯」という企画らしい。スイマセン、まだ読んですらいません(爆) ご主人、小鍋で殻付きのホタテを熱して、油を取る。手長エビを思い出す。汐そばの中に、焼き目の付いたホタテが鎮座まします。琥珀色のスープにはクリアな魚介系の旨味が芳醇にして豊沢。これにホタテから採った油が絡まれば、味の奥行きは更に広がる。レンゲで掬う度に味が違う。ホタテの焦げた味がスープに移ってやや気になったが、これは致し方なしか。麺は極細でもハリがあり、スープの旨味をよく吸う。水菜はシャキシャキ感が楽しい。最後まで残しておいたホタテに箸をつける。これまた肉厚。表面は焼き目がついているが、殻に接した側は若干生っぽい感じ。十二分にホタテを堪能できる。これでノーマルの汐そばと100円しか違わないとは。
住所:名古屋市北区金城町2丁目57-1 電話:052-991-1061
慈庵(名古屋市守山区)

鶏白湯そば(780円) ★★ 2008-119
整体に行った後、寄り道して慈庵へ。20時くらでも前客なし。大丈夫かな?と思ったら、後からぼちぼちお客さんが来た。ブログに告知されていた鶏白湯そばを注文。鶏白湯といっても、真っ白でどろっとしたスープではなかった。さすがに慈庵でそれはないか。丼が置かれたそばから、スープの表面に膜ができ始める。塩そばよりも濁りのあるスープは、生臭さが少しばかり気になるが、鶏の旨味を前面に押し立てた味。鶏の風味の後に感じられる魚介系とタレの味で、全体を和ませる。麺はいつもの中細で、しっとりとした風合い。鶏の旨味に対して、水菜は程好い苦味。メンマは変わらず柚子をほんのり利かせたもの。妙に丸い形のメンマが1片入っていたが、もしかしたら春らしく筍だったかも。分厚い鶏チャーシューが3切れ。前回同様中までペッパーを利かせたものだったが、出来は前回に及ばず、生臭さが残っていた。うーん、塩そばの完成度には及ばないかな。
住所:名古屋市守山区苗代2-13-16 ホスティー苗代2B
ホームページ:http://zian.exblog.jp/


